介護福祉関連の仕事は、将来性のある仕事
現代社会の最も大きな課題の一つは、高齢社会にどう対応するかということである。
そこで問われているのが、「介護」という言葉をキーワードにした、援助理念(人間観)、問題把握、援助資源、援助方法である。
この背景には、援助される存在としての高齢者観が横たわっている。
世界に類をみないスピードで進展する高齢社会、その結果としての要援護高齢者の急増。
政府は、これを乗り切るために、ゴールドプランの策定を都道府県市町村に義務づけ、さらに公的介護保険導入の検討を急いでいる。
これは主として、ホームヘルパー、特別養護老人ホーム、老人保健施設などに代表される援助資源づくり、ケアマネージメント、ネットワークなどの援助体制、およびその基盤づくりを意図するものである。
このような社会資源の質量ともの拡充には、当然のことながらそれを運営していく際に関わる人材が要請される。
その結果、「介護」の職業化が進んでいる。
ところで、前述のように、政策次元での高齢者問題の中心は、援助される存在としての高齢者への対応である。
しかしながら、実際の援助場面での高齢者は決してこのような存在ではなく、日々生活している人間である。
生活の利便性を求めるのみならず、全体としての豊かさを求めている。
介護の仕事は単なる技術ではなく、その人の生活づくりの支援である。
高齢期とは、まさに死に向かい生きる時期である。
究極の介護とは、死に向かう最後の生をいかに充実させるかであると考えている。
それに付き添うのが介護者である。
かつては親族がこれを行っていたが、今日、その一部が社会化され、職業として営まれることになった。
高齢社会の現実を考えるとこれは避けて通ることはできない。
介護を職業とする人は是非このことを忘れないでいただきたい。
介護の技術とは、最終的には高齢者に、死に向かって生きている、人生の集約期ともいうべき時期に、やすらぎを与えるものでなければならない。
人生の最期にこの人と出会えてよかった、この人の介護を受けてよかった。このように思われる介護者になれたら、素晴らしい人生の援助者である。
高齢社会への対応が急務なので、介護福祉に従事する人材の大量確保の為に介護報酬の引き上げ(09年より)が決定している。
さらに介護福井関連の資格も、さらに取得しやすくなると思われる。
● 仕事探しをしている方、
● やりがいのある仕事を探している方、
● 就職に有利な資格をを素得したい、
● なにかのスキルをつけたい、
という方は、福祉関連の資格を取得することをオススメする。
しかも、いったん退職しても再就職しやすい職種である。
なにしろ人材確保が急務なのだから…、
これからの狙い目の仕事・資格であることは間違いない。
ケアマネジャー(介護支援専門員)
介護保険の扇の要
介護保険では、高齢者が「要支援」「要介護1〜5」に認定されると、「ケアプラン(介護サービス計画)」を作成することになる。
その作成にあたっては、ケアマネジャーが中心になって、本人・家族と相談しながら、各種の介護サービス事業者と連絡・調整を行いながら作成する。
つまり、ケアマネジャーは、利用者と事業者との「扇の要」に位置する重要な役割を持つ。
さらに、事業者は事業を発展させる上で、ケアマネジャーを抱えていると、いわば事業を有利に発展させることができる。
そんなわけで、高齢化時代の超有望資格として、非常脚光を浴びている。
この資格を取得するには、医師、看護師、社会福祉士、介護福祉士などの一定の資格を有した者が実務経験5年を経てから、国家試験に合格しなければならない。
基礎となる資格がなくて国家試験を受けようとするものは実務経験が10年となる。
過去二回の合格率は45%程度。資格別の合格率は発表されていないので、どの資格が有利かは分からない。
合格人数では、看護婦が断然多く合格している。おそらく、看護婦の絶対数が多いからであろう。
なお、試験は毎年一回秋(十一月)に実施される。
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