高齢者は働かない?
介護のお仕事に就く老人も多い
老人は働かない。
よって超高齢化社会は労働力不足に陥る。
それゆえ経済活力低落なんて説を読んだことがある。
これはバカバカしい話で、15〜64歳の人口構成は21世紀になっても低下しないのである。
さらに、高福祉になれば元気老人の比率が断然増加する。
必然的に元気老人の「第二の活躍の場」が整備される。
しかも、「年金を受給しているから、そこそこの賃金でもOK」となるから、経営者も大喜びとなる。
だから労働力不足など、まったく心配ない。
さて、現在でも欧米に比べて、日本は老人の就業率が高いと言われている。
しかし就業・失業の公表されている統計数字(公表失業者率)を、国別に比較しても意味がない。
例えば、失業率の統計では、世界各国で失業の定義がバラバラである。
日本では週に一時間でもアルバイトしたら、それはもう失業者でなくなるが、欧米では失業者である。
あるいは、潜在失業者率を日本では就業意欲がないものとして無視されるが、潜在失業率を比較すれば日本は欧米よりも高失業率になっている。
とにかく、実体からすると、日本は欧米並みの高失業率らしい。
外国と比較して日本は公表失業率が低いと自慢しても、まったく無意味なのである。
そんなわけで、欧米に比べて日本は老人の就業率が高いと言っても、あてにならない。
身の回りの元気な老人を見回すと、ほとんどが「働いている」あるいは「ボランティア活動をしている」のである。
そして、「介護のお仕事」に飛び込む老人も、大勢いる。
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