老人保健施設
どんな施設か

病状安定期にある寝たきり老人等に対して、看護、医学的管理の下における介護および機能訓練その他必要な医療と日常生活サービスをあわせて提供する施設である。
対象者は、
(1) 病状安定期にあり、入院治療する必要はないが、リハビリテーション、看護・介護を中心とした医療ケアを必要とする寝たきり老人、
(2) 痴呆のため日常生活での自立が困難で、その状態が継続すると認められる中等度以上の痴呆性老人、
(3) アルツハイマー病およびピック病の初老期痴呆患者となっている。
老人保健施設の介護サービスの内容
サービスの内容としては大きく二つに分けられるが、まず入所サービスとして、
・離床期または歩行期のリハビリテーション、
・日常生活動作訓練、
・体位交換、清拭、食事の世話、入浴介助等の看護・介護サービス、
・比較的安定した病状に対する診察、投薬、注射、検査、処置等の医療、
・理髪等個人的な世話、教養娯楽のための催しなどの日常生活サービス、
等である。
次に在宅サービスとして、
(1) 短期入所ケア(ショートスティ)は家庭における看護・介護の機能が一時的に低下した場合、短期間(一四日以内)要介護老人を受け入れ必要な介護・看護を行う。
(2) デイケアは一日のうち一定時間(六時間を標準)要介護老人を受け入れ、リハビリ、入浴、食事等日常生活訓練を行う。
(3) ナイトケアは一日のうち一定時間(四時間を標準)適所で痴呆の状態にある者に対し、リハビリ、看護、介護訓練を行う。
老人保健施設で働く職員
この施設で働くスタッフは(100人定員の施設)医師一人、看護婦8人標準、介護職員20人標準、リハビリテーション職員(PTまたはOT)一人、相談指導員一人等である。
この他、栄養士、薬剤師、調理員、事務員等が施設の規模、形態に応じて配置されている。
老人保健施設の施設数・職員数
老人保健施設は1024施設、定員は約88000人である。
新ゴールドプランで二一世紀に向けて280000人分の整備が目標とされており、今後急激に増加が見込まれる。
これに合わせて職員の採用も進むものと考えられる。
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