介護実習・普及センター
高齢社会を迎え、寝たきり老人、痴呆性老人などの介護が大きな課題となっている。
介護実習・普及センターは、老人介護等の実習を通じて、地域の人々へ介護知識や技術の普及をはかったり、福祉機器の展示や相談などを行って、
「高齢社会は国民全体で支えるもの」という考え方を啓発することを目的として、1994年から介護実習・普及センター事業として始まった。
この事業の実施主体は、都道府県、政令指定都市である。
また、より身近な地域においてという目的で、規模の小さい地域介護実習・普及センターの設置も同時に進められている。
平成七年度では、全国に28ヶ所設置されており、平成八年度には35ヶ所になる予定である。
「介護実習・普及事業」と「介護機器普及事業」の二つが介護実習・普及センターの主な事業である。
「介護実習・普及事業」では、家庭での具体的な介護の方法が学べるよう入浴介護室、調理実習室、リハビリテーション室などさまざまな実技室を設けて、介護の基礎から専門コースまで幅広い介護講座を開催している。
また、近年、福祉機器の重要性がますます高まってきていることから、展示室を設け、車椅子をはじめ、ベッド、入浴用具排泄用具、床ずれ防止用具など、
内外の数百点に及ぶ福祉機器を紹介するとともに、住宅改造の方法を具体的に提案するモデルルームを設ける等の「介護機器の普及事業」を行っている。
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