訪問看護ステーション
医師が往診しないので
老人保健法に基づき平成四年(1992)に創設された。
地方自治体、医療法人、社会福祉法人などが、二足の基準により、都道府愚知事の指定を受けて、訪問看護ステーションを設置できる。
医療法人が設置する場合が多い。
病気やケガで家庭で寝たきりの状態またはそれに近い状態にある老人に対して、かかりつけの医師の下に看護婦が定期的に訪問して、次のサービスを提供する。
・心身状態の観察
・医師の指示に基づく診療の補助(床ずれの手当、ぼうこう洗浄、吸引、吸入など)
・療養上の世話(清拭、洗髪、入浴、排泄など)
・日常介護にあたっている家族や介護者へ、介護方法および在宅療養上の相談・助言。
一ステーションに、平均四〜五人の常勤看護婦が勤務している。
訪問看護ステーションは、平成十年(1998)度末で約340ヶ所設置されているが、ゴールドプラン21の最終年度である平成十六年(2004)度未には、9900ヶ所に激増することが予想されている。
ただし、設置状況をみると、京都・高知・和歌山・沖縄では着実に増加しているが、静岡・冨山・愛知・三重・山梨では極めて低調で、地域格差が発生している。
看護婦の自立
昔は、医師が看護婦を伴って往診をすることが普通であった。
だいたい、午前中は医院にいて、午後は往診というスタイルであった。
しかし、今では往診をする医師は非常に珍しい存在になった。
そんな背景もあって、創設された。
看護婦は、かかりつけ医師の下に訪問看護をするわけだが、これまで看護婦は医師が同伴していないと動けなかったが、
この新制度によって「看護婦の自立」という面も期待されている。
訪問リハビリを行うところもある
訪問看護ステーションは、名称からすると「訪問看護」だけを行う機関のイメージであるが、看護婦だけでなく、理学療法士(PT)や作業療法士(OT)などを加えてもよいことになっている。
つまり、それらの人材を抱えていれば「訪問リハビリ」も行、える。
実際の所、少なからず「訪問看護」と「訪問リハビリ」の両方を行っている訪問看護ステーションが生まれている。
さらに、「訪問介護」も統合して「在宅サービス総合ステーション」も生まれている。
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