看護婦(士)
男もなれるようになった
戦後まもない昭和二十三年(1948)に制定された「保健婦助産婦看護婦法」に基づく国家資格。
看護婦は女性だけの国家資格であったが、平成六年(1994)からは、男性も看護婦になれる道が開かれた。
これによって、同じ国家資格であるが、女性は看護婦、男性は看護士と呼ばれることになった。
看護婦は慢性的に人員不足状態にあった。
しかし、厚生省(当時)は平成十二年(2000)には、看護婦の需要と供給が逆転し、看護婦不足は解消するとしているが、これは全国的な数字のことで地域的には依然として看護婦不足の状態が続く。
また、高齢化の進展とともに在宅老人への訪問看護などの需要が増大していくから、看護婦不足が本当に解消するかどうか、はなはだ疑問である。
資格取得方法
国家試験に合格しなければならない。
国家試験の受験資格は
(1)高校卒業後、看護系の大学(看護学部、医学部の看護学科、看護単科大学など)で、必要な学科を終了した者。
(2)高校卒業後、短大・各種学校などで三年以上、必要な学科を終了した者。
(3)准看護婦の資格を持つ者が、さらに看護婦学校で二年間の教育を受ける、また准看護婦を三年以上勤めると受験資格を持つ。
ホームヘルパーから看護婦へ
福祉先進国デンマークでは、ホームヘルパーから看護婦になるルートがある。
ホームヘルパーになって、一年間の基礎研修で「社会保健ヘルパー」となり、さらに五年間の研修で「社会保健アシスタント」になり、そしてさらに一年間の研修で「看護婦」の資格を得ることができる。
なお、デンマークのホームヘルパーは全員が地方公務員である。
そして10〜12人で1チームが組まれ、1チームは平均50人の介護を必要とする老人の世話を担当している。
チームの中には必ず看護婦が一人いる。
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