作業療法士(OT)の魅力と職場
現在、全国で約7600人の作業療法士がおり、勤務場所は医療機関だけでなく、保健・福祉・教育の分野にも広がっている。
作業療法士(OT)の就職の方法
養成施設に送付される求人票や、専門雑誌にのる求人広告をみて応募する。
体が不自由でも出来る仕事
特別養護老人ホームの作業療法(OT)の役割の一つに、入所者の生活をつくることがあります。
老いて病を得、障害を抱えると、人は役割や生きるハリを喪失するといいますが、それは平たくいえば「すること、会う人、行くところ」をなくすことなのです。
作業療法士は、することがあるから朝起きます。
会う人がいるから服も着替えます。
行くところがあるから車イスも自力で駆動するのです。
OT室は入所者のこうした日常の生活行為を自然に引き出すための「場」と「機会」を提供するものだといえるでしょう。
ですから、OT室にはどんなに体の不自由な人でもできる仕事がたくさんあります。
また、できるように個別の工夫をします。
どんなにハンディの重い人でも楽しんで参加できるレクリエーションゲームも考案します。
庭には花もあります。
犬もいます。
何もしなくてもいい。
けれども、毎日通ううちに、たとえ麻痔は治らなくても、心や生活は動き出してくる。
そうしたお年寄りたちの大切な今という時間を共有しながら、そこここに咲く笑顔や一つひとつのエピソードこそが、生活の場、癒しの場としてのOT室を育ててくれているように感じています。
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