言語聴覚士(ST)の仕事と資格
言語障害をおこした人に対して、言語訓練および指導を行うことを職務とする。
言語障害には、言葉の中枢機能の障害(言語発達遅滞、失読症、失語症)、発声や発語器官の障害(口蓋裂、音声障害、構音障害)、聴力の障害(先天性・後天性難聴、老人性難聴)などがある。
言語聴覚士は、このような障害の原因となっているものをつきとめ、コミュニケーション障害に対する訓練や家族への指導を行う。
言語障害をもつ人は、身体の麻痺や知的障害等、障害が重複する場合が少なくない。
そのため、言語聴覚士をはじめ、医師、看護婦、理学療法士、作業療法士、ソーシャルワーカーなどがリハビリテーション・チームを組み、治療やケアにあたることが大切である。
言語の障害は周囲の人々から理解されにくく、誤解される場合が少なくない。
その理由としては、言語障害をもつ人の第一の特徴として、肢体不自由者のもつハンディキャップに比べて表面的にあらわれにくいという性質をもつものであること、
そして自分の障害を言葉に出して人に伝える能力それ自体に問題がある言語障害者特有の事情がこれに拍車をかけていることなどがあげられる。
第二の特徴は、その回復ないし改善に長期間の治療訓練を必要とする場合が多いということである。
障害の種類や重症度によって差はあるが、通常6ヶ月以内で治療を完了することはまれであり、六ヶ月から一年かかるものが半数を占め、一年以上数年間にわたる場合が少なくない。
高齢社会を迎えたわが国では、脳血管障害による失語症など言語障害をもつ高齢者が増加の傾向にある。
外見からではわかりにくいため、家族や親しい人と思うように話せない苦しみの大きさは測り知れないものがあり、
この障害を除去・軽減する言語聴覚士の仕事がこれからの高齢社会で期待されている。
他に、食事を摂ること(摂食行動)に問題があるケースや人工内耳を装着したケースなどに対して訓練を行う言語聴覚士も、今後ますます必要とされるであろう。
言語聴覚士(ST)の資格
働く職場国家資格ではないが、二つの認定機関が認定している。
言語聴覚士(ST)の働く職場
需要が多く、まだまだ人材が不足し ている現状であるが、主な職場としては病院やリハビリテーションセンター、施設などがある。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップカテゴリー:言語聴覚士(ST)
トラックバック(0)
http://yg-away.biz/mt/mt-tb.cgi/816


